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海外FX取引の際に知っておくべきリスク

海外に拠点があることで生じるリスク

通貨を売買する際、売る側の為替レートと、買う側のレートの差額を「スプレッド」といいます。
このスプレッドが狭い方が利益を出しやすいわけですが、「海外FX」は広いことが多いです。
それは、サーバが置かれている場所が関係しています。
国内で取引を行う私たちは、ほとんどが国内に置かれているサーバを利用していますが、海外の会社は当然、海外のサーバを利用しています。
サーバ同士の距離があることが、スプレッドを広げる要因なんだそうです。
また、海外FX会社が受け取る手数料も上乗せされていることも理由の一つです。
レバレッジが大きく、少額で大きな金額を動かせることが魅力の「海外FX」ですが、取引の際は、「スプレッド」に、注意しながら進める必要があります。

海外特有のルールに注意

「海外FX」で取引する場合、証拠金を入金する口座が海外の銀行口座であることがほとんどです。
国内の銀行への入出金に比べ、時間も手数料もかかります。
普段の入出金の場合であれば、余裕をもって行うことができるのですが、相場の急激な変化に伴うロスカットなど、急いでいる場合は、損失を大きくしてしまう事につながります。
しっかりと理解しておく必要があります。
また、日本国内のルールと異なることが多いので、入出金の際のルールはしっかり理解しておかないと思わぬトラブルとなることがあります。
そして、税金についても、国内の税率と異なります。
国内FX会社での取引の場合は20.315%の一律課税ですが、海外FX会社での取引の場合は、雑所得となり、ほかの所得との合算課税になります。
合算の所得が900万円を超えてくると、33%、4千万円以上ともなると45%ともなりますので、注意が必要です。


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